Oracleは、大規模なセキュリティアップデートを米国時間7月15日に公開する。このアップデートにより、同社製品の数多くのバージョンにまたがる113個の新たなセキュリティ上の脆弱性が修正される。
アップデートの対象となっている主な製品は、「Oracle Database(サーバ)」(5個の脆弱性)や「Oracle Fusion Middleware」(29個の脆弱性)、「Oracle Hyperion」(7個の脆弱性)、「Oracle E-Business Suite」(5個の脆弱性)、「Oracle PeopleSoft」(5個の脆弱性)、「Oracle Siebel CRM」(6個の脆弱性)、「Oracle MySQL Server」(10個の脆弱性)、「Oracle Solaris」、そしてもちろん「Oracle Java」(20個の脆弱性)となっている。
このアップデートは、Oracleが四半期ごとに実施している定例アップデートの一環だ。
既報の通り、OracleはWindows XPのJavaサポートを終了すると発表している。
多くの脆弱性は深刻度が高く、システムの遠隔操作を誘発する可能性がある。Oracleは多くの脆弱性が複数の製品に影響しているとして、すべてのアップデートを速やかに適用するよう推奨している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。