日本オラクルと博報堂、「Oracle Marketing Cloud」の導入や運用で協業

NO BUDGET

2014-09-22 17:07

 日本オラクルと博報堂は、SaaS型マーケティング基盤「Oracle Marketing Cloud」の日本市場での導入や運用で協業していく。9月17日に発表した。

 Oracle Marketing Cloudは、顧客データを迅速かつ容易に集約し、集客から販売、長期的な関係構築に至るまでの統合的な管理とオートメーションを実現するためのクラウドサービス製品群。

 マーケティングの自動化を図る仕組みである「Oracle Eloqua Marketing Cloud Service」、ソーシャルメディアでの顧客との関係を管理、強化する「Oracle Social Cloud」、コンテンツ制作から配信までの機能、データ分析と顧客データ統合を実現するための「Oracle Responsys Marketing Cloud Services」、マーケティングデータを統合し各種チャネルを通じて対象顧客ごとに事前定義された何百種類ものデータから配信できる「Oracle Bluekai」で構成される。企業向けか個人向けかを問わず、世界中のユーザー企業から提供される業種別ベストプラクティスがライブラリとして用意されている。

 グローバルで活用されてきたOracle Marketing Cloudを日本企業にスムーズに導入し、発展的な運用をより確かなものにするためには、日本市場固有のマーケティングコミュニケーション環境を熟知し、事業環境に即した個別の課題発見と戦略設計が求めらることから、今回の協業に至った。

 日本オラクルが持つグローバルの業種別に蓄積した知見と、博報堂グループが持つ業種の製品やサービスのマーケティング活動に関するノウハウを掛け合わせ、日本のマーケティング環境に適合させるという形で、国内クライアント企業への導入、運用を支援する。両社は日本でのベストプラクティスを集積して、国内顧客企業のOracle Marketing Cloudへの価値向上を目指す。

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