米Oracleは年次ユーザーカンファレンス「Oracle OpenWorld San Francisco2014」を開催しており、数多くの新製品やサービスを発表している。
米国時間の9月29日に、高速分析専用機「Oracle Exalytics In-Memory Machine」の処理能力と容量を大幅に増強したと発表した。「Oracle Database In-Memory」を活用することで、さらに高速に、データから洞察を獲得できるようにする。
ビジネス分析向け垂直統合システムの最新版であるExalytics In-Memory Machine X4-4は、専用にカスタマイズした「Intel Xeon E7-8895 v2」シリーズのプロセッサ4個を搭載することで、従来版に比べて50%高速化した。また、メモリ容量も50%拡大している。
また、Oracle Database In-MemoryとExalytics In-Memory Machineとの認証を行い、インメモリ分析の対象を拡大。Oracle Databaseの全機能を搭載した。
Exalytics In-Memory Machine X4-4には1台当たり最大3TBのメモリを搭載。分析データマート全体をメモリに格納し、既存のデータウェアハウスや記録システムについて、すばやく分析できるとしている。
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