シマンテック、「Symantec Mobility: Suite」の新バージョンをリリース

Natalie Gagliordi (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2014-10-08 11:55

 セキュリティソフトウェアを提供するSymantecは米国時間10月7日、企業向けのモバイル機器管理(EMM)スイート「Symantec Mobility: Suite」の新バージョン(v.5.0)をリリースした。これによりユーザーはセキュリティ標準をより優れたかたちで展開できるようになるという。

 Symantecはここ数年、モバイル機器管理ツールを手がける企業を複数買収してきており、同社によると今回の最新バージョンではそれら製品の機能が統合されているという。

 同社のモバイル管理製品のリリースとしてこれまでで最も重要だとSymantecが主張するこのEMMスイートは、モバイル機器の管理と、モバイルアプリの開発、モバイル機器に対する脅威からの保護を1つのコンソールに統合したものとなっている。

 また、その他の特筆すべき機能として、「Android」や「iOS」「Windows」などの複数プラットフォームのサポートや、企業データと個人データを分離するアプリのラッピング技術、内製したアプリやサードパーティー製のアプリを従業員や、承認された委託先に配布するツールといったものが含まれている。

 Symantecは、より新しいルック&フィールを実現するだけでなく、レスポンスタイムを短縮することで、同スイートのユーザーエクスペリエンスを向上させてもいる。今後のリリースでは、ユーザーエクスペリエンスのさらなる向上を計画しているという。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]