Salesforce.comの「Radian6 Buddy Media Social Studio」に、春に発表されて以来の大規模な改良が加えられる。
このソリューションは、マーケティングコラボレーション、エンゲージメント、パブリッシング、アナリティクスに利用できるエンタープライズクラスのソーシャルメディア管理システムとして既に宣伝されており、今回の最新アップグレードの狙いはソーシャルリスニングと分析機能の強化だ。
「Service Cloud」の顧客はフリーミアムモデルでSocial Studioをテストすることができ、TwitterまたはFacebookでのキャンペーンを試せるオプションを利用できる。この2つの主要ソーシャルメディアブランドに加えて、Service Cloudのソーシャルネットワークサポートは「Sina Weibo」と「Google+」にも拡大される。
Salesforce.comの製品マーケティング担当バイスプレジデントであるGordon Evans氏が米国時間11月14日に電話で語ったところによると、今回のアップデートにより、ソーシャルメディアマーケターは1カ所から自分の業務を遂行できるようになり、複数のソリューションを使いわける必要がなくなるという。
Social Studioユーザーの1社であるSymantecでグローバルソーシャルメディア担当ディレクターを務めるCharlie Treadwell氏は、良いときも悪いときも、その間のすべてのときも、ソーシャルは顧客体験に関連するすべての職務において極めて重要だと主張した。
一部機能のパイロットプログラムは1週間以内に開始され、一般提供は2015年第1四半期に開始される予定だ。Social Studioのエディションベースの価格は月額1000ドルからとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。