謎のDDoS攻撃で「スウェーデン中が機能しなくなった」夜--ネット時代の脆弱さ浮き彫りに

Liam Tung (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2014年12月12日 13時11分

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 ゲームサイトへの謎のDDoS攻撃により、スウェーデンの固定ブロードバンド回線に大規模な障害が発生した。

 DDoS攻撃が国中のブロードバンド接続に影響することはまれだが、これは今回、スウェーデンのISP最大手であるTeliaの顧客に現地時間12月9日夜、45分間にわたって起きたことだ。障害は翌10日の午後から夕刻にかけて断続的に再発した。

 Teliaは住居用回線を利用する120万人の契約者のうち、何人が影響を受けたかは明かさなかったが、攻撃によって固定回線のブロードバンド、デジタルテレビ、VoIP接続に障害が発生したことを認めた。

 Teliaは10日に声明を出し、問題を解決して攻撃元について調査しているとした。

 同社は当初、攻撃のターゲットは同社だと考えていたが、広報担当者が米ZDNetに伝えた話によると、ターゲットはオンラインゲームサイトだったことがその後分かったという。

 この担当者は、「Teliaは第1のターゲットではなかった。攻撃されたのはあるインターネットゲーム会社で、この会社が、当社のDNSサーバが処理しきれないほど膨大なトラフィックを送ってきた。当社はもちろんこの事件の調査をさらに進める」と語った。

 現地メディアTTによると、攻撃を仕掛けたグループはLizardSquadだという。先週、ソニーの「PlayStation Network」の障害について犯行声明を出していたグループだ。

 LizardSquadは11日、ゲーム会社Electronic Artsを攻撃してオフラインにしたとTwitterで表明した。

 TeliaSoneraの最高経営責任者(CEO)であるJohan Dennelind氏は、ストックホルムで開催されたEricssonのイベントで、このDDoS攻撃によって「スウェーデン中が機能しなくなった」と語った。

 「このことはわれわれの時代の脆弱さを浮き彫りにしている」と同氏はその後、米ZDNetに語っている。「今回のような規模の攻撃を体験したことはなかった」という。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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