次期「Windows Server」、リリースが2016年に延期

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2015年02月02日 10時57分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 過去数年間、Microsoftは「Windows」クライアントとサーバの最新版のリリース時期を合わせてきた。だが「Windows 10」ではこの方法をとらず、「Windows Server」次期版のリリースを2016年に延期し、Windows 10クライアントは2015年に発売することになった。

 クライアントとサーバを分離してリリースする計画は、Microsoftが米国時間1月30日にブログで発表した。

 次期Windows Serverのリリースが遅れるのではないかといううわさは以前からあった。私は自分の情報筋から得ていたし、Windows IT Proもそのような憶測を出していた。

 Microsoftの30日のブログでは、サーバの次期版のリリースを遅らせる理由を説明していない。私はいくつかの説を聞いたが、その中にはWindows Serverの最新版には許容できない数のバグがあり、2回目のパブリックリリースが当初予定していた「2015年はじめ」から「2015年春」に延期されたというものもある。

 また、遅れの理由は多くのユーザーをクラウドに移行させようというMicrosoftの戦略の一部だろうとみる説もある。Microsoftはクラウドファースト戦略の下で新機能をロールアウトしているからだ。

 私の意見はというと、Windows IT ProのRod Trent氏と同じで、Windows Serverの次期版を延期するという決定が「Windows Server 2003」のサポート終了となんらかの関係があるのではと考える。Microsoftはアップグレードに関するメッセージを混乱させたくなく、現在もWindows Server 2003(セキュリティパッチを含むMicrosoftの無償サポートは7月に終了する)を使っている顧客に対して、マイグレーション先は「Windows Server 2012 R2」だと伝えたかったのではないか。

 また、Windows Server 2012 R2が登場してからわずか2年後にメジャーバージョンをリリースするのは間隔が短すぎるという指摘をビジネスユーザーとIT担当者の両方から受けた可能性も考えられる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算