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SDNは導入目的により多様化、実用期へ--IDC調査

山田竜司 (編集部)

2015-02-27 15:55

 IDC Japanはこのほど、Software-Defined Network(SDN)市場におけるベンダーやデータセンター事業者の動向調査結果を発表した。ベンダーが提供するSDNソリューションごとにアプローチの違いや特徴的なユースケースが明確化してきているという。

 SDN技術やアーキテクチャの導入で先行しているデータセンターネットワークでは、シスコシステムズの「Application Centric Infrastructure(ACI)」が、アプリケーションの要件を、ポリシーをベースにしてネットワークに自動的に適用するアプローチであると説明。一方ヴイエムウェアのNSXは、セグメンテーションのマイクロ化して管理することによって仮想環境下に適したセキュリティを具現化しているとした。

 また、ミドクラは、迅速に拡張性高くかつ廉価にオープンソースをベースにしたクラウドインフラストラクチャを構築する需要に対し、OpenStackとの親和性の高いソリューションという切り口でアプローチしているという。

 一方で、企業ネットワークにおけるSDNの適用では、NECが先行しており、数多くの導入事例でさまざまな企業ネットワークの課題解決にSDNが適用できることを示しているとした。

 SDNによってSoftware-Definedなネットワーク実現のアプローチは異なり、導入目的によって最適な製品やサービスを顧客が選択すべきであることがわかったという。

 IDCは、顧客側ではすでに明確な目的に沿った導入を始めていると指摘。一般企業のSDNの導入意向も下図のように高く、顧客層も大規模データセンターから一般企業へと拡大を始めているという。さらに、SDN技術の導入に適した事例が明確になり、また広がりも見せてきていることから、ネットワークの課題を解決するための選択肢の1つとしてSDNを考慮するという段階に移行してきているとIDCではみる。

 実用期に入っているSDNだが、データセンター事業者にとって、オペレーションの効率化や既存技術の課題克服だけでは訴求力としてはもはや十分ではないと指摘。データセンター向けSDN事業者は、データセンター事業者の顧客であるクラウドを利用する企業に対し、セキュリティ管理の効率化や、物理と仮想環境のシームレスな接続の実現などのような便益をもたらすことができるかを強く意識した製品やサービスの開発を進めるべきであるとしている。


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