Hewlett-Packard(HP)は、ネットワークベンダーであるAruba Networksの買収に向けて交渉中だという。Bloomberg Businessが米国時間2月25日に報じた。
HPは、Aruba NetworksのWi-Fiインフラを手に入れることで、HPの分社によって生まれる2つのブランドのうちの1つを大幅に強化できる可能性がある。
HPは、エンタープライズITに注力する会社と、PCやプリンタに注力する会社に分社化するということを2014年10月の時点で認めている。
また同社はその後1月に、それぞれの会社の詳細な幹部人事を発表している。
ただ、今回の報道を見る限り、買収交渉成立への道のりはまだ遠いようだ。
HP自体は、2月24日に発表された、強弱入り混じった第1四半期決算報告が示すように、まだ成すべきことを数多く抱えている。
売上高はアナリストの予想に届かなかったものの、最高経営責任者(CEO)Meg Whitman氏は再び、「HPの再建は順調に進んでいる」と強調した。
その一方で、Aruba Networksの株価は買収のうわさが好感され、時間外取引で21%上昇した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。