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樋口氏は政財界とのリレーション強化も--マイクロソフト社長人事 - (page 2)

三浦優子

2015-03-02 19:00

樋口氏は政財界とのリレーションも

 7月以降は樋口氏、平野氏ともに、インターナショナルビジネスを担当するCourtois氏に直接レポートをする立場となる。「平野の経験からして、樋口が築き上げてきた日本法人の好調なビジネスを、今後も継続していくことができると確信している。日本法人の変革はますます進み、日本マイクロソフトは成長していくことになるだろう」とCourtois氏は説明した。

代表執行役会長に就任する樋口泰行氏
代表執行役会長に就任する樋口泰行氏

 社長就任をどのように伝えたのかについて、樋口氏は「3週間くらい前、全世界のリーダーが集まる会議があり、本来は参加する必要がない平野を勉強のために、という口実で参加させた。その後、Courtoisと私で平野をディナーに誘い、下期の施策について議論した後で、Courtoisが伝えた」と説明。

 平野氏はこれを聞いて「樋口の言葉通り、普段は参加しない会議への参加だったために、頭の中にはビジネスのことしかなく、突然の通達に最初は何を言っているのか分からないような状況だったが、少し深呼吸をしてから社長の重責を受けるという返事をした」と振り返った。

 日本法人は業績も好調で、ビジネスについてもワールドワイドのマイクロソフトの中でも評価が高く、「それを実現した樋口の後で社長職を担当することは重責で、身の引き締まる思い」と平野氏も口にした。

 好調な中で社長を退任することを決定した理由について樋口氏は「マイクロソフト日本法人は、かつて古川享氏が会長職だった時期はあったものの、その後は長い間、会長職は不在となっていた。しかし、一人で中の仕事、外の仕事、全てをやるのは大変。会長就任後は、外部の皆さんとのリレーションを担当し、平野を全面的にサポートする。これまではできていなかったトップ営業、財界、政府への影響力向上、あるいは品質に厳しい日本のお客様への対応。また、オリンピックなど社会貢献に近いプロジェクトを進めたい」と日本マイクロソフトとして会長の役割が必要であると説明した。

 社長としての平野氏への期待として樋口氏は「日本語でならもっとはっきり言えるのに、英語だとはっきりと言えないという場面があった。平野は日本語、英語の両方にネイティブであり、是非、私が言い切れなかったことも英語で主張してほしい」と述べ、本社へのアピールを積極的にしていくことを要望した。

会見の最後に3人で記念撮影をした
会見の最後に3人で記念撮影をした

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