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HP、「Cloudline」サーバシリーズを発表

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2015-03-11 13:23

 Hewlett-Packard(HP)は米国時間3月10日、ホワイトボックス製品を求めるハイパースケールクラウドプロバイダーの声に応え、「Cloudline」という新たなサーバ製品群を発表した。このサーバ製品群は、Foxconnとのジョイントベンチャーの成果だ。

 Cloudlineは「Open Compute Project(OCP)U.S. Summit 2015」で発表された。HPはこの製品群によって、ODM(相手先ブランド設計製造業者)サーバを提供しつつ、それらサーバに対するサポートとスケーラビリティをもたらすという難題に応えようとしている。

 またCloudlineは、大企業が将来的にODMサーバの活用に興味を示すだろうという認識そのものでもある。Cloudlineシステムはオープンなソフトウェアとオープンなハードウェア設計を採用しているため、「OpenStack」やマルチベンダーシステムとも親和性が高い。

 HPによると、Cloudlineはクラウド規模の配備を考慮し、サービスプロバイダーを対象にするとともに、OpenStackも念頭に置いて設計されているという。Cloudlineのユースケースはウェブサーバやコンテンツの配信、ビッグデータを中心としたものになっている。HPにとっての難問は、最小限のベアメタルサーバを設計するという考えと、製品に機能を詰め込むという声との間でバランスをとることだ。

 HPは2014年の「HP Discover」イベントでCloudlineをソフトローンチしている。HPとFoxconnはこれまでの約11カ月間、パートナーとして協力しあってきているものの、Cloudlineがブランドとして公式に披露されたのは今回が初めてだ。ハイパースケール製品のマーケティング担当シニアディレクターであるJohn Gromala氏は「Cloudlineの設計ポイントは他とは異なっている」と述べたうえで、「われわれは、より大規模なデータセンター向けの設計を作り出し、オープン標準に基づいて実装している。また、機能面ではOpen Compute Projectとの整合性を数多く実現している。さらに、大半の機能をできる限り低コストで実現するというニーズもある」と述べている。

 Cloudlineサーバは価格面で、HPの標準的なサーバと比べると10~25%程度安くなる可能性が高い。なお、HPとFoxconnの間で売上高がどのように分配されるのかは明らかにされていない。

 Cloudlineファミリには以下の製品が含まれる。

  • 「CL7300」:大量のメモリやストレージを必要とするコンピュートアプリケーション向けの2Pサーバスレッド。
  • 「CL7100」:大量のメモリやストレージを必要とするコンピュートアプリケーション向けの2Pサーバスレッド。
  • 「CL2200」:ビッグデータ向けや、ストレージ依存度の高いクラウドアプリケーション向けの、高容量で低コストな2Uサイズの2Pサーバ。
  • 「CL2100」:大量のメモリやストレージを必要とするコンピュートアプリケーション向けの多目的な1Uサイズの2Pサーバ。
  • 「CL1100」:ウェブフロントエンドとしてのパフォーマンスを追求した低コストな1Uサイズの2Pサーバ。

 これらのサーバは3月30日から直接販売が開始される予定だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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