Microsoftは、「Windows 10」テクニカルプレビューBuild 10041のISOイメージを公開した。また、「Windows Insider Program(Windowsインサイダープログラム)」でSlow(低速)リングを設定しているユーザーに向けても配信を開始する。
Windowsテクニカルプレビューを新たにインストールすると、デフォルトではSlowリングが選択されるようになっている。新しいビルドはまずFast(高速)リングに配信され、大きなバグへの対応が済んでからSlowリングへと配信される。FastリングかSlowリングかの選択は「Settings」アプリから可能だ。同アプリから[Update & Recovery](保守と管理)-[Windows Update]-[Advanced Options](詳細オプション)を選択すればよい。
Build 10041の提供はFastリングに設定しているユーザーに対してWindows Update経由のみで実施されていた。今回は、より広範囲のユーザーに向けて、日本語を含む21言語を対象としたx86フォーマットおよびx64フォーマットの「Windows 10 Pro」のディスクイメージ(ISO形式)がダウンロード提供される。ISO形式の提供により、仮想マシン上へのインストールや、既存PCへのクリーンインストールが容易になる。
大規模配備環境におけるITプロフェッショナル向けとして設計された「Windows 10 Enterprise Technical Preview」のBuild 10041は現在のところ、ISO形式では提供されていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。