Microsoftは米国時間3月23日、「Windows 10」テクニカルプレビュー向けツールのダウンロード提供を開始した。これは近々リリースされるWindows 10のユニバーサルアプリプラットフォームのために用意された開発ツールだ。
この新ツールを入手するには、「Windows Insider Program」に登録してWindows 10の最新のテクニカルプレビュー版をインストールしたうえで、「Visual Studio 2015 Community Technology Preview(CTP)6」と、「Tools for the Windows 10 Technical Preview」(Windows 10向けのソフトウェア開発キット[SDK]が含まれている)の双方をインストールする必要がある。
Microsoftはここ数年、さまざまな種類のデバイスを網羅する「One Windows」というビジョンを広めようとしてきている。これにより、開発者は単一のランタイム上で、極めてよく似たAPIと開発者向けツールを使用してユニバーサルアプリを構築し、それを単一のアプリストアから提供できるようになる。
Microsoftは、「Windows 8」と「Windows Phone 8」によって「One Windows」というビジョンの実現に1歩近づいた。そして同社は「Windows 10」によってこの理想郷にさらに近づきたいと考えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。