日本郵政は4月30日、米Apple、米IBM社の2社と、高齢者向けサービスの開発などで業務提携するとの報道があった件で、「当社から発表したものではない」とした一方、代表の西室泰三氏が現地時間の4月30日午前8時(日本時間の午後9時)からニューヨーク市のIBM Watson(IBM astor place 51)本社で記者会見を実施することを認めた。
日本郵政 取締役兼代表執行役社長 西室泰三氏
会見は日本時間の午後9時から。日本郵政の広報は当日午後11時ごろまで報道関係者に対応する体制を敷くとした。
報道では、米Apple、米IBMの2社の人工知能技術を日本郵便やかんぽ生命が採用し、高齢者の安否を確認する「みまもりサービス」や保険金の支払い業務での精度向上や、効率化を目指すとしている。
西室泰三氏は2008年から2010年まで米IBMの取締役を経験した経歴も持つ。