Boxは米国時間6月16日、「Box for Office Online」を発表した。これにより企業ユーザーは「Microsoft Office」ファイルの保存や編集、コラボレーションをBoxのクラウド上で行えるようになる。
Boxのモバイル製品担当バイスプレジデントのDavid Still氏は16日の同社ブログへの投稿で、Boxにアップロードされ、編集されているコンテンツの半数近くがOfficeファイルであると書き記している。
Box for Office Onlineを使用することで、あらゆるコンピュータは、そのOSに関係なく、また追加ソフトウェアをインストールすることなく、実質的に1台のワークステーションとして扱えるようになるとStill氏は述べている。
同氏は「これにより、どこからでも今までよりも柔軟かつシームレスな作業が可能になる。さらに、さまざまなマシンにファイルを繰り返しダウンロードする必要がなくなるため、コラボレーションもよりセキュアなものになる」と続けた。
Box for Office Onlineは「Office 365」のライセンスを持つBoxの企業顧客だけでなく、Boxの個人アカウントユーザーも皆、利用可能となる。また、Boxは「iOS」や「Android」「Windows」向けのネイティブなOfficeクライアントとの緊密な統合を2015年中に実現すると約束している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。