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Docker、SDN追加によりコンテナの移植性を強化

Toby Wolpe (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2015-06-24 10:23

 Dockerは、3月に買収したSocketPlaneのソフトウェア定義ネットワーク(SDN)技術を自社のオープンソースコンテナプラットフォームに加えた。これにより、インフラ上に分散されたアプリ内にある複数のコンテナがIPネットワークを利用して容易にやりとりできるという。

 オーケストレーションツールである「Machine」「Compose」「Swarm」の新機能に加えて、最新のプラグインアーキテクチャも明らかにした。これにより、開発者と運用担当の両チームはDockerでサードパーティーのソフトウェアツールを簡単に利用できるようになる。

 最新のDockerネットワーキング機能とプラグインアーキテクチャはDocker Engineの一部として取り込まれ、実験用のビルドで利用できる。最新のオーケストレーションツールは「Docker 1.7」の機能として提供される。

 Dockerは、仮想化技術の軽量版であるコンテナでのアプリの作成と実装の自動化技術として開発者の間で人気だ。ソフトウェアとインフラの依存関係から開発者を解放し、プロセスにおけるコスト削減と効率化の改善を実現することを意図している。


DockerのCTO兼チーフアーキテクト、Solomon Hykes氏
提供:Docker

 Dockerの最高技術責任者(CTO)兼チーフアーキテクトのSolomon Hykes氏によると、アプリケーションそのものにSDN機能が加わり、開発者が制御できるようにすることで、Dockerは開発ライフサイクルを通じてマルチコンテナアプリの移植性を改善するという。

 DockerのSDN技術はDNSとVXLANを利用する。DNSによりDocker化されたサービスが修正なしに通信できるようになるとともに、VXLANにより移植性のある分散ネットワークを構築できるようになり、アプリケーションのマイクロサービスをDockerクラスタの一部としてどこにでも配置できるようになるという。

 Dockerの最新のプラグインアーキテクチャはClusterHQ、Glider Labs、Weaveworksなどの提携企業とのコラボレーションの成果であり、自社でツールを作成した開発者にプラットフォームを拡張する方法を提供すると位置付けている。

 当初、Cisco、ClusterHQ、Microsoft、Midokura、Nuage Networks、Project Calico、VMware、Weaveのネットワーキングとストレージボリュームをサポートする。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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