マイクロソフト、「Visual Studio 2015」を米国時間7月20日にリリースへ

Asha Barbaschow (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2015-07-01 10:19

 Microsoftは「Visual Studio 2015」の発売日を米国時間7月20日と発表した。「Windows 10」「Windows 10 SDK」「Visual Studio Universal Windows App Development Tools」の発売日(7月29日)の9日前となる。

 Visual Studio 2015は「Visual Studio 14」という開発コードで呼ばれていた。「Universal Windows Platform(UWP)」を利用する開発者は、Visual Studio 2015のダウンロードを9日待つ必要がある。

 Microsoftはブログで、リリース版のVisual Studio 2015はプレリリース版のWindows 10 SDKおよびUniversal Windowsアプリツールを利用できないと説明している。リリースとリリースの間の9日間、UWPアプリの開発はできないとのことだ。7月29日まで待って両方をインストールし、その間はVisual Studio 2015 RC(リリース候補)を引き続き利用する、という方法をMicrosoftは推奨している。

 両方をダウンロードした後、ユーザーは継続してWindows 10アプリの開発作業を進めることができ、断続することなくUWPをターゲットに開発できるとしている。

 7月末までにUWPアプリの作業をする予定がない場合は、アップデート前にWindows 10 SDKのベータ版をアンインストールするだけでよいという。

 Visual Studio 2015はWindows版のみだが、MicrosoftはLinux、Max OS X上で利用する開発者向けに「Visual Studio Code」というクロスプラットフォームソリューションを開発している。Visual Studio Codeは4月に開催した自社イベント「2015 Build」でローンチし、その後パブリックプレビュー版をリリースしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]