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AWS、「EC2 Container Registry」の一般提供を開始--Dockerコンテナの配備や管理を容易に

Liam Tung (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2015-12-24 10:47

 Amazon Web Services(AWS)は米国時間12月21日、「Amazon EC2 Container Registry(ECR)」の一般提供を開始したと発表した。このサービスを利用することで、同社のクラウドプラットフォーム上における「Docker」コンテナイメージの保存や管理、配備を容易にするための、完全マネージド型のDockerコンテナレジストリが提供される。

 同サービスの目的は、プライベートなDockerレジストリの稼働を容易にすることにある。従来は、複数のAWSリージョンにまたがる「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」のクラスタにコンテナイメージを配備する場合、複雑な作業が必要となっていた。

 AWSが10月にECRを発表した際、Amazonの最高技術責任者(CTO)Werner Vogels氏は同サービスを「EC2に欠けていた重要なピースの1つ」と形容したうえで、これによって開発者によるコンテナイメージのテストや保存を支援できると述べていた。

 ECRにより、AWSのEC2インフラ上でのコンテナイメージのホスティングとともに、「AWS Identitiy and Access Management(IAM)」サービスで定義された役割に基づいたイメージの共有が可能になる。またECRは「Amazon EC2 Container Services(ECS)」やDockerのコマンドラインインターフェース(CLI)とも統合されている。

 シニアプロダクトマネージャーのAndrew Thomas氏は、「開発機からDocker CLIを使ってAmazon ECRにコンテナイメージを簡単にpushでき、本番デプロイではAmazon ECSで直接pullできる」と述べた

Amazon Web Services(AWS)は米国時間12月21日、「Amazon EC2 Container Registry(ECR)」の一般提供を開始したと発表した。
AWS EC2 Container Registry
提供:AWS

 Amazonはさらに、TwistLockと新たに提携し、ECRに保存されたイメージの脆弱性スキャンを提供することを発表した。

 「これによって開発者はAmazon ECRにpushする前に、潜在的なセキュリティ脅威をより簡単に評価でき、本番環境で実行されているコンテナを監視することもできる」とThomas氏は述べた。

 Amazon ECRは現在、米国東部(バージニア北部)リージョンのみで利用できる。ほかのリージョンでも近く提供される予定だ。

 価格については、イメージが使用しているストレージ課金と、Amazon ECRからインターネットや他のリージョンへのデータ転送料がかかる。ストレージ料金は1カ月当たり0.10ドル/ギガバイト。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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