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電気自動車の"グランプリレース”で活躍--HPEが仕掛けた高速データ分析環境

末岡洋子

2016-02-27 08:00


DS Virgin Racingのチームプリンシパル、Alex Tai氏

 電気自動車がグランプリならぬ”ePrix”を目指して効率を競う新しいレース「Formula E」。英国のチームDS Virgin Racingは2015年6月、英濃くロンドンでのファーストシーズン最終戦で優勝を収めた。Virgin Group傘下の同社は、自社を「スタートアップ」だと言う。技術革新の速い業界において、スピードを得るための技術に投資している。

 技術パートナーに選んだのはHewlett Packard Enterprise(HPE)だ。自動車レースチームがITに求めたものは何か。HPEがロンドンで2015年12月に開催したイベント会場で、Virgin Racingを率いるAlex Tai氏が話した。

 Formula Eは、国際自動車連盟(FIA)が2014年に開始した電気自動車フォーミュラカーを利用したレースだ。Virgin Groupの1社であるDS Virgin Racingは、開始当初から参戦している。

狙いは電気自動車の進化促進

 前身のMarussia Virgin Racingでもチームプリンシパルを務めた経験を持つTai氏は、Formula Eの意義とVirgin Groupの参加の狙いについて、次のように説明する。

 「レースを通じて電気自動車(EV)技術を進化させ、最新の技術が実用可能であることを見せ、幅広く利用できるようにするのが目的。(Virgin会長のRichard Branson氏を指して)Bransonは7つ目のビリオンダラービジネスの立ち上げという目標とともに、地球とそこに住む人々を支援したいと願っている」(Tai氏)


Hewlett Packard EnterpriseのCEO、Meg Whitman氏(左)とDS Virgin RacingのAlex Tai氏(右)

 Tai氏は、自動車業界を襲う大きな変化の波にも触れる。「レーシングだけではなく、Tesla、BMWなどの大手もEV開発を進めている。業界は大きな変革期にある。われわれはこの変化に参加したい」とTai氏。

 「競争を通じて技術を進化させ、技術パートナーやOEMがこの技術を必要とするすべての人々に活用してもらう。この取り組みを促進したい」と続けた。

 Formula 1はビックデータの活用で知られるが、Formula EでもITは重要な役割を果たすようだ。「Virgin Group傘下ではあるが、われわれはスタートアップ。スタートアップとして知的技術に投資する予算を最大限に活用したい」とTai氏は述べる。

 予算全体の15~20%をITに投資している。今回、パートナーとしてHPEを選んだ理由は、最先端でかつ有能だとする技術力、さらにイノベーションへの姿勢だったという。「サーバサポートのネットワークはとても重要だった」と要因を説明した。

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