GMOインターネットグループは1月17日、1月16日の14時15分ごろから、1月17日の14時25分まで同社の複数サービスでウェブに接続できない障害が発生し、サービスが停止したことを公表、謝罪した。データセンター内の電源設備の一部に故障があったという。
具体的な事象とし「対象サービスのウェブサイトが表示されない」「ログインできない」「一部メールが受信できない」などが起こっていた。
原因はデータセンター内の電源設備の一部に故障があったためとのこと。再発防止策として、(1)故障した電源設備を利用するサーバを別の電源設備へ切り替えること、(2)電源設備の修理、(3)通電後のサーバ機器などの稼働点検の3点を挙げた。
また、データセンターで使用している全ての機器を再点検、部品の交換や体制強化を講じるとしている。
1月18日、17時50分追記
ウェブサイトが表示されないのは「GMO各サービスのウェブサイト」であり、サーバなどを利用していたユーザーのサイトが表示されなかったのではないという。また、「お名前comクラウド」「ConoHa byGMO」について、ユーザーがサービスにログインできない状況になっていた。通常の処理は実施できたが、各種設定の変更などはできなくなっていたと考えられる。だが、同社が定めるサービスレベル合意書(Service Level Agreement:SLA)では、ログイン障害はSLA規約におけるシステムのダウンタイムに含めないことになっているため、SLA保証義務の違反には当たらないと認識しているという。
影響が出たのは下記のサービス
- お名前.com
- かんたんサーバー
- レンサバ.com
- InterQ Office
- e革命
- GMOアプリクラウド
- ConoHa byGMO
- まるごとserver
- GMOとくとくBB
- ZERO
- nterQ MEMBERS
- BEKKOAME//INTERNET
- 3WEB