エクイニクス・ジャパンは1月26日、2014年2月より提供しているエクイニクスの東京都内4カ所のIBXデータセンターをつなぐメトロコネクトサービス「大江戸コネクト」が、ビットアイル・エクイニクス(旧ビットアイル)が提供する5ヵ所の都内データセンターにも接続されたと発表した。
大江戸コネクトは、エクイニクスの都内データセンターをダークファイバーでシームレスにつなぐサービス。これまで、TY1からTY4の都内4カ所のデータセンターで利用可能だった。今回、新たに「大江戸コネクト 2.0」として、2015年末にエクイニクスグループ入りしたビットアイル・エクイニクスの5カ所のデータセンター(TY6からTY10)にもネットワークを拡張、接続料金は変わらず、9カ所のどのセンター間も1Gおよび10Gの回線で接続することが可能となった。
これにより、エクイニクスの東京データセンターを利用するユーザーはエクイニクスグループのIBXデータセンター間も、データセンター内と同等のコストで接続することが可能となるという。またビットアイル・エクイニクスのデータセンターを利用するユーザーも、エクイニクスに集結する60社以上のネットワークプロバイダーへの接続が可能になるほか、Equinix Cloud Exchangeへのアクセスが、どのセンターからも同一料金で利用可能となる。
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エクイニクスのIBXデータセンターにすでに形成されているネットワークエコシステム、金融エコシステム、クラウドエコシステムも、ビットアイル・エクイニクスのデータセンターへと拡大されるとした。
また、2016年初旬には都内にエクイニクスTY5データセンターがオープンする予定とした。