「FreeBSD 10.3」がリリース--「Skylake」のサポートや、UEFIブートローダの改善など

Liam Tung (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2016-04-05 11:42

 「FreeBSD 10.3」が米国時間4月4日にリリースされた。

 今回のリリースが対応しているアーキテクチャは、amd64とi386、ia64、powerpc、powerpc64、sparc64、armv6だ。この安定版は、2015年8月に公開された「FreeBSD 10.2」に対するアップデートであり、3月に公開された3つのリリース候補(RC)版に続いて公開されたものだ。

 FreeBSDについては気にも留めないというコンシューマーも多いだろうが、このオープンソースOSは、NetflixやWhatsAppをはじめとする世界最大規模のIT企業でインフラを支えている。なおWhatsAppの最高経営責任者(CEO)Jan Koum氏は2014年に、同OSの開発元であるFreeBSD Foundationに100万ドルを寄付している。

 FreeBSD.orgの説明によると、FreeBSD 10.3はBSDカーネル上で稼働しつつ、Linuxシステムとの互換性を「著しく向上」させるとともに、ドライバのアップデートによりIntelの「Skylake」プロセッサを搭載したマシンをサポートするようになったという。

 また UEFIブートローダに対しても、ZFSブート機能の追加やグラフィックス関連での改良といったいくつかの改善が施されている。

 さらにストレージ関連のドライバについては、isp(4)ドライバにおける16Gbpsファイバーチャネルカードのサポートや、ctl(4)ドライバにおけるCD-ROMやリムーバブルデバイスのサポートといった改善が施されている。

 次の大型リリースは「FreeBSD 11.0」で、7月を予定している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]