デジタルハリウッド福岡校とブイキューブは4月6日、在宅ワークを支援する取り組みで協力していくと発表した。
この取り組みは、福岡の子育てママが、ウェブサイトの改善を担う高付加価値な職業「グロースハッカー」として地元で子育てしながら活躍できる環境を整えるためのもの。デジタルハリウッド福岡校で学んだママたちが、自宅でクライアント等と打ち合わせをしながら仕事ができる環境を実現するため、ブイキューブが同社のウェブ会議サービス「V-CUBE」を提供するという内容。
(ブイキューブ提供)
デジタルハリウッド福岡校は、デジタルハリウッド大学・大学院や社会人向け専門スクール等を運営するデジタルハリウッドと、デジタルコンテンツ制作会社の九州インターメディア研究所が協同で運営するクリエイター育成スクールとして1998年に設立された、IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール。
- TechRepublic
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福岡県や福岡市、地元デジタルコンテンツ関連企業とともに産官学協同でクリエイター育成に取り組み、これまでに7000人を超える卒業生を輩出。卒業生はデジタルコンテンツ産業のみならずさまざまな産業で、即戦力のデザイナー、クリエイターとして活躍しているという。
デジタルハリウッド福岡校では2015年9月、働く時間や場所に制約がある女性が、その制約の中でキャリアアップを目指しながら働くことができる環境を提供するため、「ママ向けWebグロースハッカー養成講座」を開講。子育てママは、実際のウェブリニューアル案件も手掛ける半年間の受講を経て、ウェブデザイナーやグロースハッカーとしての独立を目指している。
3月下旬には本講座第一期生の子育てママ12人が講座の授業を終え、卒業後の就業を目指して修了課題に取り組んでいる。子育てママたちはV-CUBEにより、今後の就業支援や、福岡近郊だけでなく九州各地のクライアントとの打ち合わせを自宅から実施できるようになり、打ち合わせのための移動を削減し、子育て中の空き時間を効率的に活用できるようになるという。