編集部からのお知らせ
「サイバー防衛」動向の記事まとめ
「半導体動向」記事まとめ
調査

産業用PCの用途が拡大、非製造業でも--ミック調査

NO BUDGET

2016-09-03 07:00

 ミック経済研究所は8月18日、産業用PC市場の調査結果を発表した。産業用PCは、主に製造業(FA向けなど)、非製造業(サイネージなど)に使用されるPCで、メーカーが長期間の供給および保障体制を確立させている製品をいう。2015年度の産業用PC市場は1044億3900万、2016年度で1068億8500万円と推計され、今後は年平均成長率2.9%で推移し、2020年度は1155億6000万円と拡大する見込みという。


 民生用PCとは違い長期間の動作や品質への保証、耐熱や耐寒、耐湿など優れた耐環境性能を備える産業用PCは現在、製造業、非製造業を問わず幅広い業種で使用されている。また、加工機械などにそのまま組み込むことで、機器のインテイリジェント化を達成させるためのツールとしても使用される。産業用および民生用(事務用も含む)PC全体の市場はタブレット端末の普及により出荷台数は減少傾向にあるが、産業用PCは用途や使用環境によりニーズが多様で、民生用PCの市場とは連動しない傾向がある。

 同社では、製造業、非製造業を問わず産業用に利用されるPCに焦点を当て市場調査を実施。産業用PCを筐体型とマザーボードの大きく2つに分類し、さらに筐体型は「タワー型」「ボックス型」「ラック型」「パネル型」の4分類、マザーボードは「COM」(コンピュータオンモジュール)、「SBC」(シングルボードコンピュータ)の2つに分類、これらを価格別、形状別、用途別などさまざま角度から分析を行い、成長率や売上高などそれぞれの特性を明らかにしている。

 調査結果の主なトピックは以下の通り。

  • 非製造業部門での利用が伸長。業種別では医療系での利用が広まっている

産業用PCの業種別売上高比率

産業用PCの業種別売上高。製造業(左)と非製造業の上位

産業用PCの用途別売上高。製造業(左)と非製造業の上位
  • 外資系企業、中小企業は順調に成長を果たすも、大企業は鈍化傾向
  • マザーボードは価格低下傾向。コントローラは価格帯安定
  • 形状別では、ボックス型、パネル型PCは高成長

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 開発

    なぜ、コンテナー技術を使うことで、ビジネスチャンスを逃さないアプリ開発が可能になるのか?

  2. セキュリティ

    2022年、セキュリティトレンドと最新テクノロジーについて、リーダーが知っておくべきこと

  3. ビジネスアプリケーション

    全国1,800人のアンケートから見えてきた、日本企業におけるデータ活用の現実と課題に迫る

  4. 運用管理

    データドリブン企業への変革を支える4要素と「AI・データ活用の民主化」に欠かせないテクノロジー

  5. 経営

    テレワーク化が浮き彫りにしたリソース管理の重要性、JALのPCセットアップを支えたソフトウエア

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]