データセンターは今日、多くの企業にとって極めて重要な存在となっているかもしれないが、多くの人にとっては親しみ深いものではない。
Googleは「Data Center Mural Project」(データセンター壁画プロジェクト)を通じてこの状況を変えたいと考えている。同社は米国時間5月12日付けのブログで、データセンターの外観は「たいていの場合、何の変哲もない」が、アーティストらの協力を得て、「われわれのデータセンター内で起こっている魔法をほんの少し外に持ち出したい」と考えていると記している。

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同プロジェクトは既に2カ所で始まっている。オクラホマ州メイズ郡にあるデータセンターに描かれた、Jenny Odell氏がデザインした壁画は「Google Maps」の衛星写真の画像で構成されている。これは、日常的にデータセンター内を駆け巡っているさまざまなもの、すなわち商品や電力、情報の流れを表しているという。
また、ベルギーのサンギスランにあるデータセンターは、ストリートアーティストのOli-B氏のデザインで彩られた。同氏はクラウドそのものからインスピレーションを得たという。
現在、さらに2カ所のデータセンターに壁画が描かれているところだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。