ぷらっとホームは、さまざまな業種で導入できるIoTソリューションパッケージとして「OpenBlue IoT Package」を5月に発表した。IBMのIoT向けクラウドサービス「IBM Watson IoT Platform」を利用。自治体や物流、工場、小売、医療機関、空港などでの利用を想定している。
パッケージのラインアップは「屋外位置測位ソリューションパッケージ」(屋外向け位置測位)と「屋内位置測位ソリューションパッケージ」(屋内向け位置測位)の2種類。 ビーコンデバイスやクラウドサービス、アプリケーションなど導入に必要なコンポーネントをパッケージ化しており、ユーザーがコンポーネントを別途選ぶ必要がない。
導入後も、IBM Watson IoT Platformが提供する各種コグニティブサービスやアナリティクスサービスを追加できる。
屋外位置測位ソリューションパッケージは、高齢者や子どもなどの見守り用途に利用できる。ビーコン(発信機)を取り付けた高齢者や子どもが現在どこにいるのかをリアルタイムに把握でき、事故や犯罪に巻き込まれないようにできる。
一方、屋内位置測位ソリューションパッケージは、屋内の人やモノの位置測位が可能で導線分析をすることで、人員配置や設備のレイアウトの最適化や、業務効率改善などへの応用が可能。物流や工場、小売、医療機関、空港などでの利用を想定している。例えば、製造現場や工場などで作業員の導線を分析し、ムダな導線の洗い出しを実施るすことで、生産工程を改善できる。
屋外、屋内両ラインアップとも、本番運用用途では個別見積もり。