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絶滅か転生か--未来のPCを待ち受ける5つの運命 - (page 3)

Steve Ranger (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2016-06-09 06:00

3. PCベンダーの多様化。中規模PCベンダーの多くは低い利益率にあえいでおり、PC市場から撤退する瀬戸際に追い込まれているベンダーもある。そうした状況に対処する選択肢の一つは、PC市場のニッチなカテゴリに注力し、リスクを分散することだ。これによりPC市場に踏みとどまり、より高価な企業向け製品の販売を継続できる。

4. サービスの拡充。Gartnerによると、売り上げと顧客満足度の双方を向上させたいPCベンダーにとり、モノのインターネット(IoT)は切り札となる可能性がある。たとえば、ベンダーはPCに搭載したセンサでハードウェアの状態を監視し、バッテリの温度上昇やハードディスクの異常などを検知したら、ユーザーに警告を表示して検査や部品交換を促し、故障を未然に防ぐことができるようになる。この種のサービスを提供すれば、PCベンダーは売り上げと顧客ロイヤルティを同時に向上させられるだろう。

5. PCのスマートフォン化。大半の人々にとって「コンピュータ」が「スマートフォン」を意味するようになった今、これは不可避の流れだ。PCのスマートフォン化は、幾つかの異なる形で現れると予想され、われわれはすでにその一部を目撃している。Windows 10のアプリを配布するストアや、高負荷の処理とストレージの大半をクラウドに依存する「Chromebook」は、PCのスマートフォン化を示す典型例だ。この両者は、PC用アプリケーションのUIデザインやバックエンドのエンジニアリングが、次第にスマートフォンアプリに似た形に変化していることを示している。

 なお、Microsoftが提唱する「Continuum」のような構想が実用化されれば(Canonicalも類似の概念を発表している)、PCのスマートフォン化や、さらに別の形態への変化は、より加速されることになるだろう。スマートフォン、ウェアラブル、仮想現実など、次々に登場する新しいテクノロジに圧倒され、PCはニッチな存在へと追いやられるかもしれないが、一つの選択肢として生き残るはずだ。PCがいずれ絶滅する運命にあるとしても、それは数十年も先の話だろう。

 

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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