Symantecは米国時間6月12日、Blue Coatを46億5000万ドルで買収すると発表した。
両社の共同発表によれば、買収契約が完了するのは第3四半期になる予定だ。
Blue Coatの最高経営責任者(CEO)Greg Clark氏は、買収契約の完了後にSymantecの経営を担うことになる。これまでSymantecのCEOを務めていたMichael Brown氏は4月、業績が悪化する中、経営から退くことを発表していた。
Blue Coatの経営権を握っているプライベートエクイティファンドBain Capitalは、合併後の会社に対して、転換社債の形で7億5000万ドルを投資する予定となっている。
Symantec取締役会長のDan Schulman氏は、発表文の中で、今回の買収で「大規模な顧客や個人顧客を、組織内部の人間による脅威や、洗練されたサイバー犯罪から保護するための、イノベーションの新時代が到来する」と述べている。
「この2社が合併することで、脅威が進化を続けている状況や、モバイルおよびクラウドへの移行に伴う大規模な変化、規制やプライバシーに対する懸念によって生まれた課題などを解決するのに、もっともふさわしい立ち位置につくことができる」(Schulman氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。