ウフルとPTCジャパンは8月30日、IoT領域におけるコンサルティングとIoT基盤「ThingWorx」の導入で協業し、スマートファクトリ化支援、予防保全、スマートホームなどIoTの各領域におけるコンサルティング・企画立案から構築・運用まで一括して支援するサービスの提供を開始したと発表した。
PTCジャパンのThingWorx
ウフルの提供するIoTソリューション全体像
今回の協業では、上流工程のコンサルティングやマーケティングなどを得意とするウフルと、IoTプラットフォームを有するPTCジャパンのパートナーシップにより、両社のそれぞれが持つ強みを生かし、顧客のIoTビジネスの推進を一括して支援していくとしている。
今後は、すでに先行して着手している施設管理、設備管理領域の顧客に向けたプロジェクトを皮切りに両社で共同案件を実施していくとともに、共催セミナーなどのマーケティング活動も実施していくとのこと。
ウフル代表取締役社長の園田崇氏は、以下のようにコメントしている。
「ウフルのIoT領域におけるコンサルティングやシステム構築と、PTCのIoTプラットフォームThingWorxという両社のソリューションが持つ強みや特徴を生かした連携サービスが提供できる。ThingWorxは柔軟性と拡張性があり、企業のビジネスモデル変革を推進する。ウフルとPTCのソリューションが顧客の課題解決につながる」
また、PTCジャパン代表取締役社長の桑原宏昭氏は、以下のようにコメントしている。
「ウフルとの提携で、さらに多くの顧客にThingWorxを提供できる。ウフルの持つ上流工程のコンサルティングやマーケティングなどにおける強みと顧客企業への提案力に期待している。PTCは、柔軟性のあるIoTプラットフォームとしてThingWorxを提供することにより、日本の製造業をはじめ、あらゆる規模や業種の競争力を高め、IoT市場における顧客のビジネス変革への支援を継続していく」