ドリーム・アーツは8月24日、流通・小売業の多店舗運営を支援するクラウドサービス「Shopらん」の最新版を発表し、同日より提供を開始した。今回は、メッセンジャーなどの機能を新たに追加している。
Shopらんは、多店舗運営のノウハウをクラウドに集めたサービスとして、2万店舗以上のユーザーから集めた情報を基に改良している。新版では、メッセンジャーを中心とした複数の機能を実装した。
これまで、本部内の情報連携や店舗から本部の担当者への個別の業務連絡は、メールやSNSといったツールで日々やり取りしていた。
その中で発生した全てのToDoを集約して管理する手間や、属人的な管理による業務の実施漏れが課題になっていた。今回実装したメッセンジャーは、通常の機能に加えて、やり取りした内容から自動的にToDo情報を登録する機能を搭載した。
これにより、店舗スタッフの作業の実施漏れを防ぎ、店舗作業も簡単に管理できるようにした。また、各店舗に応じたメッセージの送信が可能になるため、店舗の「リアルタイムな状況」や「リアルな声」を把握し、さらに魅力的な店舗運営を実現できるという。
メッセンジャー機能の活用イメージは以下の通り。
通常のメッセンジャー機能
例えば店舗がエリアマネージャー(本部)に相談したいとき、「〆切」を空欄のままで「投稿する」と指定した宛先にメッセージを送信し、メッセージの受信者は送られたメッセージに返信できる。
ToDo登録機能
例えばエリアマネージャー(本部)が担当店舗に指示を出したいとき、「〆切」を設定すると送信したメッセージがToDoとして登録され、画面右側の「ToDo一覧」に表示されるほか、店舗画面ではトップページにもToDoが表示される。送信するメッセージはテンプレートを選択でき、あらかじめ設定した入力フォーマットで簡単にメッセージを送信できる。
その他の主な新機能は以下の通り。
店舗作業の一覧印刷機能
店舗(店長)が1日の業務スケジュールを作成する際に、「作業を一覧で印刷できるようにしたい」という要望から実現した機能。業務スケジュールを即座に店舗スタッフへ共有することが可能になるため、店長の負担軽減が期待できる。
お知らせタイトルの自動登録機能
店舗への連絡事項を登録する際、「お知らせ雛形の管理」にて「お知らせタイトル」を設定することが可能となった。これまで、本部が「お知らせタイトル」の登録ルールを設けてもなかなか守られず、「お知らせ雛形でタイトルを設定したい」というユーザーの声に応えたものという。業務を標準化することで、人手で修正する手間を最小化する。
コミュニティごとのタイムラインへの表示切替え機能
店舗・本部の区別なくコミュニケーションをとる場として、「コミュニティ」機能があるが、今回のバージョンアップでは、タイムラインへ投稿の表示、非表示をコミュニティごとに簡単に切り替えができるようになった。ユーザーごとに必要な情報を取捨選択できるようにすることで、情報の氾濫を防ぎ、業務効率を向上させる。