アップル、生産性スイート「iWork」のコラボレーション機能を強化

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2016-09-08 10:41

 Appleは米国時間9月7日、同社の生産性スイート「iWork」に、リアルタイムのコラボレーション機能を追加すると発表した。


提供:Apple

 この機能追加によってiWorkは、「Google Apps」や「Microsoft Office」といった生産性スイートに追いつこうとしている。今回の動きは、Appleが企業分野で戦っていくうえでの武器として、生産性スイートをより重視し始めたことの表れとも言えるだろう。

 同社は、新型「iPhone」発表のイベントで、iWorkを用いた「Mac」とiPhone、「iPad」、ウェブ間でのコラボレーションのデモを実施した。

 ワールドワイドアプリマーケティング担当バイスプレジデントのSusan Prescott氏は、デモのなかで以下のように語った。

 「iWorkは美しく、そして魅力あるドキュメントを生み出せるようにすることを目指している。iWorkにより、その力を必要とする人々に向けて、同僚や同級生とともに作業するうえでの素晴らしい方法が提供される」(Prescott氏)

 今回のデモは一般的なものであり、目新しい要素はなかったが、Appleが職場におけるiWorkの魅力をさらに高めようとしているのは明らかだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]