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SAP、IoT分野に22億ドルを投資--伊ソフトウェア企業PLAT.ONEの買収も発表

Natalie Gagliordi (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2016-09-29 13:00

 ドイツに拠点を置くSAPは現地時間9月28日、22億ドルを投資し、IoTポートフォリオを拡充すると発表した。また同社はこの取り組みの一環として、イタリアのIoT企業PLAT.ONEと、ノルウェーのアナリティクスソフトウェア開発企業Fedem Technologyを買収したという。

 22億ドルというこの投資はSAPにとって、興隆してきているIoT分野に対する大々的な取り組みの一環だ。同社は世界各地でIoT開発施設を立ち上げたり、「SAP IoT」という新たな製品ラインをローンチしたりしている。

 またSAPは、ドイツが取り組むインダストリー4.0に沿った「Jumpstart」と「Accelerator」というIoTソフトウェアパッケージの提供をさまざまな業界に向けて開始した。これらのパッケージは、企業によるIoT関連のソフトウェアや機器の監視や管理を支援するものだ。

 SAPの最高経営責任者(CEO)Bill McDermott氏は「数十億台という規模で機器が接続されることで、今やわれわれは社会や経済、環境を再構成する潜在能力を手にしている」と述べるとともに、「『SAP HANA』はIoTへの扉を開くデータプラットフォームだと以前から確信していた。SAPは今回、われわれの顧客がリアルタイムビジネスの利点を引き出せるよう支援するために、さらなる大胆な投資を行うことにした」と述べている。

 PLAT.ONEは、IoTアプリケーションの開発、配備、管理に用いるプラットフォームを手がけている。SAPは、IoTデバイスの先進的なライフサイクル管理機能や、広範なデバイス接続性、IoTの強力なエッジ能力といった、PLAT.ONEの持つ主なIoT機能を「SAP HANA Cloud Platform」へと統合する計画だ。なお、PLAT.ONEの本社はカリフォルニア州パロアルトだが、設立されたのは北イタリアであり、研究部門は今も同地に拠点を置いている。

 またSAPは、Fedemの買収によってIoTのアナリティクスを強化しようとも考えている。この買収自体は6月に発表されていたが今回、さらに詳細な計画が発表された。SAPはFedemの技術を用いて、IoTセンサやフィードから、建物や工業機械のデジタルアバターを作り出すサービスを構築する計画だと述べている。こういったアバターによって、IoT資産の状態をビジュアルなかたちで表現し、現地での物理検査を実施する必要性をなくせるようになる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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