Googleは米国時間10月4日に開催したイベントで、「Pixel」スマートフォン2機種を発表するとともに、「Android 7.0 Nougat」に対する初めてのメジャーアップデートについても明らかにしていた。
Googleは11日、同社の開発者向けブログであるAndroid Developers Blogを使って、「Android 7.1」を開発者向けプレビューとして10月中にリリースする予定だと開発者に告知した。
刷新版のAndroid 7.1には、さまざまな機能が組み込まれる予定だ。具体的には、Googleの仮想現実(VR)プラットフォーム「Daydream」のサポート、改良されたシステムアップデート、アプリのショートカット(「iPhone」の「3D Touch」に似ているが、画面を指で押さなくても起動できる)、新しいイメージキーボード(スタンプやGIFなどを打ち込むのに使う)などだ。
ブログで概説された他の注目すべき機能には、アプリのアイコンがあらゆる形状やサイズで表示される従来のAndroidのアプローチの代わりに、円形のアイコンを使用するオプションが含まれる。
Android 7.1の機能一覧に見当たらないのは、「Google Assistant」だ。Google Assistantは、当面はPixelだけに搭載される。
開発者向けプレビューは、開始の時点で「Nexus 5X」と「Nexus 6P」のほか、「Pixel C」タブレットに対応しており、プレビュー終了までに「他のデバイス」にも対応する計画だ。
このブログ記事によると、「Android 7.1.x Nougat」の最終版は現在のところ12月初めにリリース予定で、その際には「Nexus 6」、Nexus 5X、Nexus 6P、「Nexus 9」「Nexus Player」、Pixel C、サポート対象の「Android One」デバイス、および新型Pixelフォン2機種に対応するという。
プレビューに参加したい人は、自身のGoogleアカウントを使ってAndroid Betaウェブサイトにアクセスすると、対応するデバイスを登録できる。
Googleは開発者向けプレビューと併せて、これまでのベータプレビューにならい、開発者向けの新機能をビルドしてテストするのに必要な一連のソフトウェアツールもリリースする予定だ。
提供:Jason Cipriani/ZDNet
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。