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調査

ネットワーク環境に「セキュリティ」が足りないーーJ.D.パワー調査

NO BUDGET

2016-10-22 07:00

 J.D.パワー アジア・パシフィックは10月13日、2016年日本法人向けネットワークサービス顧客満足度調査の結果を発表した。本調査は、通信事業者が提供するレイヤー2/3混合VPNサービスやIP-VPN、広域イーサネット、インターネット接続サービスといった固定系の法人向けネットワークサービスを対象に、従業員50人以上の企業を対象として7月に郵送で実施された。調査対象市場は企業規模別に、従業員1000人以上の大企業と50人以上1000人未満の中堅中小企業(SMB)の2市場に分けて集計し、それぞれ443社と4920社から回答を得た。また、本調査では回答社1社あたり最大2つの通信事業者の評価を得ており、評価件数は大企業市場で635件、SMB市場で6032件となっている。

 2015年の調査では、ネットワーク環境において今後取り組むべき課題として「セキュリティレベル向上」を挙げる企業が大きく増加したが、2016年も大企業・SMBともに半数の企業が今後取り組むべきこととしており、「ネットワークの高速化・広帯域化」や「ネットワークコスト削減」といった他の課題よりも依然として多い。そして、今年は大企業・SMBともにネットワークサービスのオプションとしてセキュリティ関連サービス(ウィルスやメール監視、ファイアウォールなど)を利用している企業が増加し、特に大企業での利用増加が顕著となった。加えて、このようなセキュリティサービスも利用している企業ではネットワークサービスに対する満足度も2015年から向上しており、特に「サービス内容/品質」や「営業・導入対応」ファクターで上昇が見られた。高まるセキュリティニーズの中、通信事業者の関連商材や提案活動がヒットしていると推察される。

 顧客満足度の測定にあたっては、ネットワークサービスの総合的な満足度に影響を与える4つのファクター(領域)として「サービス内容/品質」「障害・トラブル対応」「営業・導入対応」「コスト」を設定し、各ファクターの総合満足度に対する影響度をもとに、総合満足度スコアを算出(1000ポイント満点)した。


提供:J.D. Power

 大企業市場における総合満足度ランキングは、ランキング対象となった5社中、KDDIが第1位(総合満足度スコアは619ポイント)となった。ファクター別の評価では「サービス内容/品質」「障害・トラブル対応」「営業・導入対応」の3つのファクターにおいて他社を上回るトップ評価となっている。第2位はソフトバンク(603ポイント)、第3位はNTT東日本となった(602ポイント)。


提供:J.D. Power

 SMB市場では、ランキング対象となった11社中、中部テレコミュニケーションが11年連続で総合満足度第1位(総合満足度スコアは665ポイント)となった。本年も同社は「サービス内容/品質」「営業・導入対応」「コスト」の3つのファクターで平均を大きく上回るトップスコアを得ている。第2位はNTTPCコミュニケーションズ(619ポイント)、第3位はエネルギア・コミュニケーションズ(617ポイント)となった。


提供:J.D. Power

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