ネットワンシステムズは10月27日、新たにセキュリティ監視センター(SOC)を構築し、24時間365日体制で提供するセキュリティ監視分析サービス「マネージド・セキュリティ・サービス」の販売を開始した。2017年1月からサービスを提供する。
同サービスの対象機器は「Palo Alto Networks PA」「Cisco ASA with FirePOWER」「Cisco FirePOWER」の各シリーズ。対象機器は順次拡大する予定。
新設されたSOCは、新たに高品質なセキュリティ分析基盤を整備した上で専任のセキュリティアナリストチームで構成されている。さらにセキュリティの知見を生かしてユーザー企業のICT基盤全体の企画から設計、構築、保守、運用までのライフサイクルの全フェーズを担う。

マネージド・セキュリティ・サービスの概要(ネットワン提供)
マネージド・セキュリティ・サービスは、ファイアウォールや不正侵入検知システム(IDS)/不正侵入防御システム(IPS)のセキュリティ製品のログをリアルタイムで収集、監視する。緊急度や危険度が高いインシデントを検出した場合は即座に通知する。また要望に応じて脅威と特定された通信をSOCから遠隔で遮断する。
同サービスでは、ファイアウォールのルール設定変更やIDS/IPSのシグネチャやソフトウェアの更新、死活監視・性能監視なども提供する。専用のウェブポータルサイトを用意し、インシデントの対応履歴や検知した攻撃などの月次レポートを提供する。プライベートクラウドとパブリッククラウドを安全に接続するネットワンの「クラウドHUBサービス」とも連携できる。
税別価格は、IDS/IPS監視で1台あたりの初期費用が120万円、月額費用が36万円~、次世代型ファイアウォール監視で1台あたりの初期費用が120万円、月額費用が44万円~。