海外コメンタリー

「Slack」対抗のコラボレーションツール「Microsoft Teams」のFAQ--MSに聞く - (page 2)

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2016-11-09 06:30

「Office 365 Education」のサブスクライバーもTeamsを利用できるのか?

 同社が2日に述べたところによると、Teamsは法人向けのほとんどのOffice 365スイート(Business Essentialsや「Business Premium」「E1」「E3」「E5」)で利用可能だという。Koenigsbauer氏は「Teamsは法人向けの製品だ」と述べたが、「非営利組織や教育機関も対象にしている」と付け加えた。

 これは筆者の推測だが、Slackが教育機関に対して割引価格を提示している点を考えると、MicrosoftもOffice 365 EducationでTeamsをサポートする可能性はある。この点に関しても、Teamsの一般提供が開始される2017年第1四半期頃に詳しい情報が明らかになると予想している。

Microsoftは本当にSlackの買収を検討していたのか?

 うわさによればその通りだ。しかし、The New York Timesの2日付けの報道によると、最高経営責任者(CEO)のSatya Nadella氏はこの件に関する質問に対して「私が検討したものではない」と答え、同氏の下で働く人々が真剣に検討したかどうか知らないと付け加えたという(筆者自身はこの回答を、遠回しなノーコメントか、買収を考えたとしても、真剣に考慮する段階にまで至らなかったかのいずれかだと受け取っている)。

 最後に、プレビュー版のTeamsに興味を抱いている人々のために、さらなる質問と答えが掲載されている有益なページを紹介しておきたい。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]