米ZDNet編集長Larryの独り言

「iPhone」誕生から10年--企業にもたらした変化

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2017年01月12日 06時30分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Appleの「iPhone」は10年前に発表された。以下では、iPhoneが企業に与えた影響を考察する。


iPhoneを発表するSteve Jobs氏(2007年)
提供:CNET

 発表から10年が経過したiPhoneは、めったに出現しない画期的なデバイスとしてモバイル機器やコンピューティング、デザイン、エンターテインメント、IT業界に多大な影響を与えてきた。さらに、人々の仕事の進め方にも大きな変革をもたらしたという点も見過ごせない。

 もちろん、仕事に破壊的変革をもたらしたのはiPhoneだけではない。iPhoneはモバイル機器という文脈で捉えるべきであり、クラウドコンピューティングやアナリティクス、ソーシャルメディアも企業に大きな変化をもたらしてきた存在だと言えるだろう。

 とは言うものの、iPhoneが企業にもたらした変化は極めて大きい。それでは、iPhoneが企業に与えた影響に目を向けてみよう。

モバイル機器

 Steve Jobs氏はiPhoneの説明をする際、スタイラスペンの必要性などなく、最も優れたナビゲーションツールは指だと述べた。また、iPhoneのキラーアプリは電話をかける機能そのものだと付け加えた。

 Jobs氏は控えめな表現を使わない人物として知られていたが、これはその数少ない控えめな発言の1つだ。iPhoneが初めて発表された時を振り返って見れば、同社の携帯電話分野への参入によって敗者となったのは、企業向けの機器を製造していた既存企業だった。

 2007年1月9日にiPhoneが発表された際に、筆者が敗者として挙げた製品や企業のリストのなかには、Motorolaの「Q」や、「Windows Mobile」、(後に社名をBlackBerryに変更した)Research in Motion(RIM)、Palmが含まれていた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化