ファイルメーカーは、自らソフトウェアを開発して業務で直面している課題を解決する“シチズンデベロッパー”の実態を調査。1月25日に結果を発表した。
ファイルメーカーはデータベースソフトウェア「FileMaker Pro」などを開発。同ソフトウェアをベースにユーザー企業は独自のアプリケーション“カスタムApp”を開発できる。今回の調査は、北米や欧州、日本のシチズンデベロッパー数百人を対象にしている。
調査対象者のシチズンデベロッパーは自身をITプロフェッショナルとは考えておらず、専任のカスタムApp開発者ではないと回答している。回答者の属性は、従業員1000人以上の大企業に勤務する人が25%、従業員100~999人の中企業が23%、従業員5~99人の小企業が52%となっている。
調査によると、82%のユーザーがカスタムAppの活用で非効率的なタスクの軽減を実感していることが明らかになった。主な調査結果は次の通り。
- カスタムAppを使って効率的に作業ができる環境を整えたかった:83%
- カスタムAppの構築で職場での満足感の向上を実感:48%
- 非効率的なタスクの軽減を実感:82%
- カスタムAppが4週間未満で稼動開始した:46%