Googleは米国時間2月24日、「Google Cloud Platform」(GCP)において、Intelの第6世代アーキテクチャを搭載した「Xeon」プロセッサ(開発コード名:「Skylake」)を利用できるようにしたと発表した。
同社は、これによりIntelの最新Xeonプロセッサを利用可能にした初のクラウドプロバイダーになったと述べている。同プロセッサはより優れたパフォーマンスを実現するとともに、アナリティクスをはじめとするさまざまな用途を念頭に置いて設計されている。
これまで、Intelの最新プロセッサを最初に提供しようと競い合うのは、サーバメーカーと相場が決まっていた。しかしワークロードのクラウドへの移行が進むなか、今回の発表は新たなトレンドが生まれつつあることを象徴していると言えるかもしれない。
GoogleにとってSkylakeプロセッサの提供は、より高いパフォーマンスを求めているヘルスケア業界や金融サービス業界の企業を引き付けるための戦略だ。同プロセッサには、モデリングやアナリティクス、工学シミュレーションに適した機能が搭載されている。
なお、Skylakeプロセッサは5つのGCPのリージョン、Western USとEastern US、Central US、Western Europe、Eastern Asia Pacificにある、すべての仮想マシンで提供される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。