Googleは米国時間2月28日、同社のノート作成ツール「Google Keep」を「G Suite」のコアサービスに同日付けで追加したと発表した。Keepは「Evernote」や、Microsoftの「OneNote」と同様のサービスだ。
また、Keepは「Google Docs」と統合されており、ユーザーはDocs内からKeepのメモを検索したりアクセスできるようになる。Docsのユーザーはウェブ上から[Tools](ツール)メニュー経由でKeepのメモにアクセスでき、メモはDocs内のサイドパネルに表示される。
ユーザーはメモをドキュメント内に直接ドラッグしたり、ドキュメント内のテキストを、元のドキュメントに自動的に戻るためのリンクとともにKeepのメモに追加することができる。
Evernoteは、2016年に「Google Drive」に統合されている。KeepはEvernoteと競合するものの、Googleの生産性ツールとサードパーティーアプリの統合は、Google Driveが「Dropbox」といった競合サービスとの戦いを進めるうえでの力となっている。
KeepをG Suiteのコアサービスに追加することで、同サービスの顧客はKeepに関するフルタイムのサポートを受けられるようになるとともに、自らのドメイン内でKeepをセキュアな形で利用できるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。