UQコミュニケーションズ(UQ)がコミュニケーション特化型のクラウドサービスを導入した。家電量販店など増加する販売店舗に、戦略などを正確に届けられるようにする。1月から国内約1700店舗で利用を開始している。
導入したのはドリーム・アーツの「Shop らん」。多店舗チェーン運営を支援するクラウドサービスで、情報ポータル機能、通知機能、商売カレンダ機能などを利用できる。流通・小売業の本部・店舗間のコミュニケーションを円滑にし、販売力向上を促すためのソフトウェアだ。
「Shop らん」の活用イメージ画面
UQでは、家電量販店を含む販売窓口を拡大していく中、各店舗スタッフへの情報伝達をより確実に、迅速にしていくことを課題としていた。しかし、各店舗への情報提供をパートナー企業の管理部門経由でeメールなどを使っていたため、店舗スタッフが情報を受け取るまでに一定の時間を要していた。
Shop らん導入後は、UQから販売戦略などの情報を各店舗に直接届けられるようになり、現場の戦略実行に関する始動の遅れが大幅に減少した。また、eメールなどを送付する介在者のリソースも省くことができたとしている。