三井情報(MKI)は、英Black Swanとビッグデータ分析サービスの国内展開での協業を開始した。すでに複数企業と実証実験を開始している。3月16日に発表した。
2011年に設立されたBlack Swanは、SNSや天気、ニュースなどの外部データと、企業が保有する販売や在庫実績、会員情報などの内部データを統合して分析できる独自開発の基盤を持っている。飲料、製薬、エンターテインメントなど各業界のグローバル企業に利用されている。
Black Swanの分析サービス概要(MKI提供)
Black Swanには、三井情報の親会社である三井物産が出資をしており、MKIは、Black Swanのサービスに関する国内独占プレマーケティング権を取得している。
MKIは2014年から流通小売業に向けて自社開発の分析予測ソリューションの提供を含め積極的な研究開発を進めてきた。今後はBlack SwanのソリューションとMKI独自の分析ノウハウを融合し、国内市場に向けた新たなデータ分析サービスの展開を目指す。