日本IBMは、日立製作所が2018年度から日本市場で提供する予定の新たなメインフレーム環境で、IBMのメインフレーム「z Systems」シリーズの最新技術を提供すると発表した。日立の顧客が、基幹データやOSを含むソフトウェア資産を継承しながら、IBMのメインフレームの最新技術を活用できる。
IBMと日立は以前から企業向けコンピューター分野で協業しており、今回この協業範囲をメインフレーム技術へと拡大する。
今回の発表について、IBMはメインフレーム技術への継続的な注力と、幅広いソフトウェアやアプリケーションをサポートするためのオープンエコシステムを促進することを示すものとしている。
IBMは最近も、IBM z Systemsのスピード、拡張性と信頼性を生かした新機能として、クラウドベースのブロックチェーンサービスや大量のデータを分析する機械学習などへの対応を表明している。