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太田胃散、10年間で業務データ約2000万件を分析--全社規模で活用

NO BUDGET

2017-06-05 12:40

 太田胃散は「Dr.Sum EA」と「MotionBoard」を全社的なビジネスインテリジェンス(BI)基盤として約10年間にわたって活用し、業務データ約2000万件を分析、業務改革に成功したという。ウイングアーク1stが6月1日に発表した。

 太田胃散は現在、顧客からの「太田胃散の製品はどこに行けば買えるか」という問い合わせに対し、地図画面で最寄りの販売店を検索、各店舗の実消化データを確認し、案内している。特定商品の売れ行きについて、会社のポータルサイトにログインするだけで、どの販売店で、どの製品が売れているのかといった最新情報を直感的に得られるようになっている。

 太田胃散は、オフコン上で販売管理システムを運用していた2004年に「Dr.Sum」(現在はDr.Sum EAにブランド名称を統合)を採用し、卸を経由してドラッグストアや調剤薬局などの販売店に納入された製品の実績値、いわゆる実消化データを取り込んでDr.Sumでの集計、分析を開始した。これにより、毎月約20万件に上る卸から集める実消化データの調査作業を簡単なクリック操作に変え、営業活動を大幅に効率化したという。

 2007年には、実消化データだけではなく、受注や発注、出荷、売り上げ、請求、入金、在庫、入荷、仕入れなど各項目のデータを一元的に集約できる基盤を整備した。BI基盤の利用者は営業から経理、開発、工場、さらにはお客様相談室まで全社規模に広がっている。

 2012年にMotionBoardを導入し、どの販売店で、どの製品が売れているのかといった最新情報を直感的に得られるメリットにより、管理職や経営陣にまで活用が広がっている。

 今後は、新しく導入した生産管理システムの生産工程や納期、原価、品質などに関するより詳細なデータをすべてDr.Sum EAに集約していく。工場の生産状況を詳細に把握したうえで販売計画を立てるといった組織横断のデータ分析が可能になるという。

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