クラウドERP化で経営基盤--研光通商が働き方改革も視野に

NO BUDGET 2017年07月29日 07時30分

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 研光通商は、経営情報の可視化などを目指し、オラクルの「ERP Cloud」を経営基盤に採用した。

 研光通商は、化学工業薬品、健康・栄養補助食品等の専門商社。同社の基幹システムは利用開始から10年以上経過しており、サーバやソフトウェアの保守期限を延長し、継続利用していた。

 新システムの検討では、企業としての継続的な成長に向け、従来、属人的かつ煩雑であった業務プロセスを抜本的に見直し、経営の意思決定を支援できるシステムを目指すことにした。

 今回、採用を決定した「Oracle Enterprise Resource Planning (ERP) Cloud」(ERP Cloud)について、同社では、多数の製品を扱うため多様化している業務プロセスを網羅できることや、予め定義したビジネスフローを利用する事で全社最適な構造改革が実現できる点などを評価している。

 また、多彩なBI機能が備わっており、それらを活用したダッシュボード機能により、リアルタイムかつ視覚的に経営情報を把握できることも採用のポイントとなった。さらに、SaaSのため、バックアップ、バージョンアップなどの運用コスト、工数が削減でき、限られた人員でも運用が可能なこと、段階的な導入を実現できることも高く評価している。

 その他の評価ポイントしては、リモートアクセスとモバイルデバイスの活用により働き方改革を図る基盤が整備できる点、経営環境変化に伴う事業の拡大・縮小に柔軟に対応できる点などを挙げている。

 研光通商では、今回のOracle ERP Cloudの導入により、従来ほぼ1か月を要していた月次決算処理の大幅な短縮が可能になり、役員会資料などレポート作成期間も短縮できるとしている。同社では本社での導入を開始し、海外拠点や連結子会社への展開と段階的に導入を進めていく。

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