「KDDIと一緒になるのがビジョン実現へのベスト」--ソラコム玉川氏の決断

山田竜司 (編集部) 2017年08月02日 16時06分

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 KDDIは8月2日、ソラコムの発行済株式を取得する契約を締結したと発表した。今後、8月下旬をめどにソラコムの株式を取得し、連結子会社にする予定。

ソラコム 代表取締役社長 玉川憲氏(2017年4月に撮影)
ソラコム 代表取締役社長 玉川憲氏(2017年4月に撮影)

 両社は、KDDIのIoTビジネス基盤とソラコムの通信基盤の連携により、グローバルにも通じるIoT基盤の構築を強力に推進してきた。加えて、これまで培ったIoT/M2Mの知見や顧客基盤を活用し、新たなIoTビジネスを創出するとした。

 今回の決断に至った理由は何か。ソラコムの代表取締役社長である玉川憲氏は広報を通じ、「世界中のヒトとモノをつなげ、日本発のプラットフォームを作ることを実現するために、IPO(株式公開)とExit(子会社化)は手段として考えていました。その中でKDDIさんとは2016年来『IoTコネクトAir』の取り組みもあり、このビジョンを達成するためには、KDDIさんのインフラとソラコムのクラウドの技術を組み合わせることがベストだと言う結論に至りました」とコメントした。また、社長をはじめとした組織は変わらず、提供するサービスに変更はない点を強調した。

 今回の決定は、「これまで単独では届かなかった領域に道を拓くEntrance(入口)だと考えており、さらなるチャレンジに対して身が引き締まるとともに、これからの冒険にワクワクしている」とブログでコメント。

 今後も起業家精神を失うことなく、日本のみならず、世界中の顧客が利用するIoT通信プラットフォームビジネスに成長させていきたいと考ているとした。

 ソラコムは、IoT通信基盤「SORACOM」を2015年9月に国内でサービススタート。米国・欧州でもサービスを開始し、120超の国と地域で利用可能な状態。

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