Googleは米国時間8月8日、「Google Compute Engine」のオンデマンド仮想マシン(VM)用SSDの価格を引き下げたと発表した。
同社はさまざまなクラウドサービスの価格を引き下げてきているが、今回はCompute Engineにおける375GバイトのローカルSSDの価格を最大63%引き下げたという。このSSDはVMをホストしているサーバに物理的に直接接続されており、高帯域幅かつ高IOPSが可能となっている。
この値下げにより、ほとんどの米国リージョンではオンデマンドインスタンス向けのローカルSSDを1Gバイトあたり月額8セントで利用できるようになった。なお、顧客は1つのVMインスタンスに対して最大8個のローカルSSDを接続できる。
課金は実際の利用に応じて1秒単位となるものの、ローカルSSDは375Gバイト単位での購入となる。このため、375GバイトのローカルSSDを月額30ドルで契約した場合、ほんの少しの利用であっても1時間あたり約4.1セントという料金となる。
またGoogleは今回、「プリエンプティブルVM」用SSDの価格も最大71%引き下げている。プリエンプティブルVMインスタンスは、24時間を超えてインスタンスを存続させることができないものの、安価にパブリッククラウドを使いたいという顧客の要望に応えるために2015年に導入された。

提供:Google
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。