猛威を振るったランサムウェア「Locky」が再び拡散を開始

Danny Palmer (ZDNet.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ) 2017年08月17日 13時18分

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 大きな影響を与えたランサムウェアファミリの1つが再び姿を現し、ファイル暗号化マルウェアに感染させる新たなスパムメール攻撃が仕掛けられている。

 「Locky」は世界中で猛威を振るった最初期の深刻なランサムウェアの1つで、一時は最もよく目にするマルウェアの1つだった。

 だが、2017年には、Lockyを拡散する攻撃は減少した。かつてはランサムウェアのトップだったが、その地位を奪われ、現在は「Cerber」が支配している。

 だからと言って、Lockyが脅威でなくなったというわけではない。数カ月間というもの息を潜めており、まったく目にしなかったほどだったが、「Necurs」というボットネットを通じて再び拡散が始まっている。

 新たな攻撃について調査してきたMalwarebytesの研究者らによると、今回は「.diablo6」という新しいファイル拡張子を使って拡散されているという。この新しいランサムウェアは、以前のLockyによる攻撃の際とは異なるコマンド&コントロール(C&C)サーバに接続している。

 他のランサムウェアファミリと同様に、Lockyはスパムメールを利用して拡散されている。今回の攻撃の中には、「.docm」ファイルが埋め込まれたPDFファイルを添付する形で送られたものもある。

 ユーザーが添付ファイルをダウンロードして、要求される通りにマクロを実行すると、すぐにコンピュータ上のファイルにアクセスできなくなり、復号するためには攻撃者の「秘匿サーバ」から「プライベートキー」を得るために身代金を支払う必要があると告げられる。


提供:Cisco Talos

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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