調査

世界電子政府進捗度、日本は4位:早稲田大学

NO BUDGET 2017年08月26日 07時00分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 早稲田大学電子政府・自治体研究所は8月8日、「世界電子政府進捗度ランキング調査 2017」を発表した。今年の上位は、1位はシンガポール、2位がデンマーク、3位に米国、4位に日本が入った。日本は2016年の5位からランクアップしている。

 このランキングは、世界の主要11大学と提携して調査されたもので65カ国が対象となっている。国際会議の開催や参加、さまざまな国際機関、関係国政府、研究所、大学などとの意見交換によって集大成された。協力関係機関には OECD、APEC、国連 ITU、EUが含まれる。


第13回世界電子政府進捗度ランキング調査 2017年総合ランキング

 同研究所は、「電子政府」における日本の課題として、マイナンバーなどスマホの利活用システム化が遅れており、公的個人認証の高度化がカギになるとしている。また、日本の現状を紹介する英語による国際PRが主要国の中では圧倒的に不足しているとした。

 今回のランキングで日本は、IT戦略本部をコアに各省にまたがる「政府 CIO」の分野では1位に、「電子政府振興」の分野では2位にランクされている。同研究所では、政府は東京オリンピックに向けてサイバーセキュリティ対策に全力投球しているが、世界最先端IT国家を目指す戦略達成にはまだ道は遠いとした。


トップ10カ国の10項目の電子政府指標ランキング

 また、提言として、企業は紙ベースの申請を廃止して電子申請一本化を5年以内に実現することや、世界最先端IT国家を目指す戦略の中間評価を第3者機関に委ねて透明かつ公正、客観的に実施することを挙げている。さらに、IoT、AI 技術を電子政府システムにいち早く導入することや、電子政府モデルの国際展開、パッケージ輸出振興に力点を置くことも掲げている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算