Googleは米国時間8月24日、「Google Cloud Platform」の「Google App Engine」にファイアウォールを追加したと発表した。現在はベータ段階にあるこの機能により開発者は、IPアドレスに従ってリクエストの許可や拒否を指定できるようになり、本番配備に先立つアプリのテストをよりセキュアなかたちで実施できるようになる。
このファイアウォールを使用することで、開発者や管理者はルールを設定し、それらを優先度に従って順位付けし、許可や拒否を行うIPアドレスを指定できるようになる。
Googleは、App Engineのファイアウォールによって、アプリを必要以上の範囲に公開しないようにするためのコーディングが不要になると述べている。このファイアウォールは、「Google Cloud Console」上と「App Engine Admin API」、「gcloudコマンドラインツール」から利用可能となっている。
また、開発者は自らが作成したルールをテストし、特定のIPアドレスがブロックされていることを確認できるようにもなっている。
ファイアウォールコンソール
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。